綱引きシューズ、プラー用プロテクター
綱引きシューズカバーの作り方


試合に出るためには、シューズカバーがないとね。
それを履いて、直前まで靴底にホコリがつかないようにするんだよ。
・・・聞かされたのは、初めての試合の日でした(笑)
泥棒のようにつま先立ちでレーンに向かったのも良い思い出です。


シューズカバー。
作ってみましたのでシェアします!

*ちなみに、TOWS及びShing'sにはカバー1セットが付属しています。

*下の作り方は少々手間をかけていますが、一番!簡単なのは、靴を包めるくらい大きな丸の形に生地を切り、周りにぐるっと細ゴムを入れる方法です。
だぼっとしたシルエットになりますが十分使えます^^



材料(一足分)
・底に使う布 30cm x 30cm
・側面に使う布 50cm x 50cm *伸縮性のあるもの
・ゴム(下着に使うような細ゴム)

*伸縮性のない生地を使うときは、これより大きく作ってください。

まず、底に使う布を切ります。
うちの場合、「ふいた靴底に繊維がくっつかないような生地がいいのかなぁ?」というチームメイトの言葉もあり、ビニールコーティングを施した生地を使いました。
なので試合時にカバーを脱ぐ時、「べりべりっ」と音がするのが楽しいです。
ビニールコーティングは、固いもの・柔らかいもの、ビニール側に模様があるもの・反対側のものなど色々。
でも普通の綿生地やフリース地も見かけるので、そういうのでもいいのかも??


下の絵をクリックすると、A4サイズの型紙(pdf)が出てきますのでプリントアウトしてお使いください。
型紙は縫い代込みなので、線の通りに布を裁断してください。
融通はききますが、サイズが違い過ぎて使えない場合には適度に拡大・縮小して使ってください。
左右同形です。
つま先とかかとに「合わせ目」と書いてますので、その位置で布に印を付けてください。




次に、側面(シューズの甲〜側面〜かかとまで)の布を裁ちます。
この型紙の場合、伸縮性のある生地を使ってください。
型紙にも書いてますが、横に伸びるようにする方が履きやすいのでお勧めです。
布を二つ折りにして、下の図の「わ」の部分を折り目に合わせて、裁ちます。
(「わ」と書いてある部分を切っちゃだめですよ)
開いたらアーチ形になります。



使う生地は、以上の2種類だけです!
ほつれないように、端にジグザグミシンかロックミシンをかけておきます。
(ビニールコーティングは、この処理は不要です。)

甲〜かかとの生地を中表にして、かかと部分を縫い合わせます。
これはロックミシン使ってますが、普通のミシンでもOK。



さて、2つの生地を縫い合わせていきます。

中表に重ねて、つま先の先端とかかとの縫い目を、底面の「合わせ目」位置に重ねて、待ち針やクリップなどで止めます。


それからクリップを増やしていきます。
カーブがきつい部分は多めに止めた方がいいです。



端から1cmくらいのところを一周ぐるっと直線縫いで縫い合わせます。
カーブは慎重に。

ひっくり返すとこんな感じです。
ちょっと靴っぽくなりましたが、でれっとしてるので足首周りにゴムを入れます。


1cmくらいの幅で内側に折り曲げながら縫って、ゴム通し穴を作ります。
これは目立つように白い糸で縫ってますが、同色で縫えばちょっとくらいずれてもOKです。
ただし、ゴム通しの棒が入る幅を確保する事!

*以下の写真撮るときには忘れてましたが・・・普通の糸で直線縫いだと、布を強く伸ばすと糸切れを起こすかもしれませんし、口が広がらないから着脱しにくくなります。
ジグザグ縫いにしたりニット用の糸を使うと、糸も一緒に伸びるので大丈夫です。


甲の部分が急カーブなので、カーブをまっすぐにするイメージで布を引っ張りながら縫います。
(だから布に伸縮性がないと厳しい)



ぐるっと縫って、こんな感じ。



かかとは少し残して返し縫い。この部分の内側からゴムを通します。




好みの長さでゴムを結んで、できあがり。
これだけ見ると変な物体ですが・・・


装着したら、こんな感じです。



てっとり早く買っちゃうのもいいですが、手作りの品は愛着がわきます。
ご参考に♪

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ショップについて

店長 和田

アジアの玄関口・福岡在住。
写真は第2世代です。

だいたい前の方で陣取っていますが、へなちょこです^^;